マタハラとは

昨夜、届いたばかりのiPad Air2をいじって、余りの薄さに感激した生命保険代理店asimomy店長の矢口です。
iPhoneやiPad、パソコン等との連携。
とても便利ですね。

この辺が益々進化していくのでしょうかね。

ニュースを見ていて「難しいなぁ」というものがありました。

妊娠降格、原則違法 「承諾」「特段の事情」必要 最高裁初判断
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141024-00000092-san-soci

これは、すごく難しい問題ですよ・・・。

妊娠を理由に解雇やハラスメントなことをすることは、もってのほかという考えに変わりはありません。
でも、企業側の立場になって考えてみると、非常に難しいですよね。

企業側から見た場合、戦力とみなして雇用契約を結ぶわけです。
戦力がある日突然いなくなると、文字通り戦力ダウンになります。

妊娠はとてもおめでたいことですから、企業も応援すべきです。
が、戦力ダウンを事前に対策しようと「妊娠の予定は? 計画は?」なんて聞いた日には、それこそセクハラです。

今回の判例の場合(テレビをパッと見た情報しかありませんが)

・病院勤務の理学療法士
・妊娠を理由に、軽い業務への転換希望
・その結果、降格(副主任の免除)となった

私個人的な感覚だと、配置転換に応じてくれるだけで立派な勤務先だと思います。
加えて、降格はダメ・給与も維持となると、雇用する企業側はいろいろと考えてしまうでしょうね。
新たに人を採用するにしても、採用コスト・育てるコスト等々を考慮すると、そのコストは相当大きいものになります。

大企業などだったらまだしも、世の中に数多くある中小・零細企業とか、とても回っていかないんじゃないかな?

判例の趣旨は理解できるのですが、こんな判例が結果的に女性の雇用を難しい方向に導くような気がします。

妻に言わせると「時代が違うんだよ」と。

本当難しい問題です。
自分が雇用する立場だったら、どうなっちゃうんだろう。

投稿者 店主

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です