ドラマ「コウノドリ」を録画・時間差で見ていますが、いろいろと考えるところも出てくる国民健康保険料削減コンサル&生命保険代理店asimomy店長の矢口です。
赤ちゃんの出演を快諾された親御さんの思いには、ただただ頭が下がります。
自分の子だったら・・・と考えると、多分無理です。
次男が誕生した際、ママ(妻)の側に来た時間は覚えていないくらいで、あっという間に転院という流れになりました。
保育器に入れられ、救急車へ。
私の頭では理解できない状況に、救急車内でも涙が溢れていました。
当然ですが、ママ(妻)は産院です。
赤ちゃんがすぐ近くにいない状況、考えたくもないです。
産婦人科ですから、大部屋は「ハッピー」な雰囲気で溢れています。
やはり耐え難いこともあり、個室へ移動させてもらいました。
妻は早々に退院。
次男が入院する大学病院への訪問の日々のスタートです。
豆知識ですが、名前もなし・健康保険証もなし。
これでも入院させてくれます(笑)
入退院を繰り返したり、大学病院の転院も経験しました。
その中で見た、いろんな記憶がよみがえります。
先の放送で取り上げられていた「低体重児」。
ドラマのような超が付く程の低体重児の記憶はありませんが、やっぱり数人来られました。
病棟の違いなのか、無事に退院されたのかは分かりませんが、次々に見なくなります。
多分、違う病棟・病室なんだろうなぁ。
遅くに生まれた子が、我が子よりも先に退院する。
仕方がないことではありますが、親として考えることは色々とありました。
ドラマに出てくる「つぼみちゃん」という寝た切りの女の子。
同じようなお子さんが(一時期)我が次男の隣のベッドで寝ていました。
ドラマと違う点は、毎日毎日毎日毎日、親御さんが面会に来られていたこと。
その子よりも先に退院したわけですが、あの親御さんはその後も面会に通われているのでしょうね。
「寝たきり赤ちゃん」という言葉を知ったのもあの時ですし、赤ちゃんとは呼べないほどの大きなお子さんもいらっしゃいました。
うちの次男は幸いにして、小学3年生となりました。
(訳ありで)あの入院病棟に行くことはありませんが、どうなっているのかな。
手術をしないと1年後は生きていないだろう。
ショッキングな宣告でした。
一方で、生後1ヶ月、異常と未満では手術の成功率が違う。
だから、ギリギリまで引っ張ってから手術をしたい。
急変の想像もしたし、急変→緊急手術のリスクの大きさも知っていました。
とっても怖かった生後間もなくの日々でした。
サチュレーション。
酸素飽和度というものですが、いつもピーピーしてましたね。
普通は99前後らしいです。
もう忘れちゃいましたが、80前後だった気がする次男。
勢いよくミルクを飲むと「息切れ」みたいに苦しくなってたわけで、医師曰く「常にフルマラソン直後な状態」だったそうです。
機械が壊れているような気もして私に付け替えてみましたが、普通に99とかでした(笑)
今でこそ笑って過ごせていますが、あの頃はやはり地獄とも思える毎日。
本人に、痛み含めて記憶にまったくないのがせめてもの救いです。
ドラマの出演されている赤ちゃんの親御さん。
陰ながら応援することしかできませんが、お子さんの成長を心より応援しています。