先日、オリックス生命の新CUREとアフラックのEVER、新商品研修会にハシゴしてきたasimomy店長の矢口です。
同日に聞いた率直な印象としては、両社の最近の性格を如実に出しているなぁという感じ。
どっちが良くて、どっちが悪いというのではなく、性格です・・・
ちなみにですが、個人的に加入するなら新CUREに間違いないかもです。
私個人的な話はどうでもいいとして、期せずして両社で出てきた話題がありました。
1入院の考え方ってことなんですが、どっちかの会社が今回の商品から考え方を変えて来ました。
変化点というのは、本来重点的に説明するのが筋だと思いますが、例によってサラッとした感じで終了。
そっちは少人数だったもので、手を挙げて質問しちゃいました。
良いとか悪いではなく、説明希望ということで。
最近は入院が短期化しているとよく聞くと思います。
それに伴ってなのでしょうが、医療保険の1入院の保障日数も短縮化しています。
今回の例として、1入院60日タイプとして説明します。
例えば、病名Aで40日入院したとします。
その次、まるで関係性もない病名Bで40日入院することになりました。
合計で80日の入院です。
さて、この場合何日保険から給付されるか? という話。
再入院までの期間が、退院日の翌日からその日を含めて180日以内に再度入院というのがひとつのキーとなります。
上記期間を過ぎていれば、計80日分の入院給付金が払われることになります。
問題は、上記期間内に再入院をしてしまった場合。
【これまでの両社の医療保険】
同一または関連性の高い原因による病気での再入院の場合、通算されてしまいます。
つまり上記の場合、両社計60日分の給付となっていました。
まったく別の病気であれば、計80日の給付です。
【これから】
仮にX社とします。
X社はこれまでと同じ解釈です。
仮にY社とします。
Y社が考え方を変えて来ました。
1.退院後180日以内に再入院した場合、その入院の原因が同一であるかを問わず「病気かケガか」のみで判断し、同じ分類であれば1回の入院とみなす。
2.退院後180日以内に病気入院(ケガ入院)を繰り返した場合、1回の入院とみなして60日限度を適用する。
たまにですが、弱り目に祟り目という感じで、異なる病気で複数回入院される方も出てきます。
その場合ですが、それなりの影響が出る可能性を考えるとどうなのかなぁと少し思ったり。
一言で言えば、給付にあたってのハードルが高くなりました。
私が個人的に問題と思っているのは、この手の変化点を丁寧にもっと説明すべきかと。
何だか細々とトラップを仕掛けられているようで、気分が良くないな(笑)
短期入院で手厚く給付するのもいいんだけどさぁ・・・
どっちがどっちの会社というのは書けませんが、やはり通販での加入は危険かも。
1社専属の窓口でも危険なのかな。どうなんだろ。
少なくともですが、これからお客様とお話する際の、この辺のご案内の仕方は変えないといけません。
他にもあるのですが、このくらいで。