権利と義務

昨晩、珍しくニュースを見ていたのですが、少し考えこんでしまったasimomy店長の矢口です。
いろんな問題があるんだなぁっと(笑)

そのニュースのネタは、マタハラ(マタニティ・ハラスメント)

理解できる部分もありましたが、理解できない部分もありです。

すごく簡単にいうと、妊娠や出産によって、職場を追われたりすることのようです。

法律で定められている労働者の権利であり、当然守られるべき権利だと思います。
これは大前提です。

 
テレビに出てきた女性。
・大変な就職活動を経て、ある企業に就職できた。
・入社1年目に妊娠をし、産休、育休に入った。
・育休の最中、第二子を妊娠した。
・会社からは復職しないでと言われているが、可能な限り戦いたいと。

いろんな視点で見ると、面白いですね。

その女性視点。
法を遵守すべし。

これは理解できますね。

会社視点。
採用までにお金がかかります。
求人広告を出すのもお金がかかります。
厳選の結果、その女性を採用した。
教育し、戦力に育てるのも企業としてはお金がかかります。
入社1年目で妊娠出産。
まあ、仕方がないことかもしれません。
会社は少し待った所、その女性から連絡あり。
「第二子を妊娠したので、さらに休む」

企業として、戦力の計算もできず、その穴は何かしらの形で埋めないといけません。
 
 
その女性が採用されたことで、選にもれた人も(このご時世なので)いることでしょう。
巡り巡ることで、正規雇用枠に入れず、いわゆる非正規雇用という方もいると思います。

妊娠出産育児による休暇ということで、期間限定の穴があきます。
派遣社員という形で、その穴を補うかもしれません。
 
第一子+第二子の育休の期間は、その会社での就労期間よりも長くなるでしょう(笑)
一方で、その派遣社員の女性の就労期間も、育休の女性よりも長くなるでしょう。
戦力的に、どっちが上なのか。

でも、育休の女性が正社員枠に固執している関係で、正社員登用への道が閉ざされているかもしれません。

ニュースを見てて思ったのが、権利と義務のことです。
育休の女性には、もちろん権利がありますので、守られるべきです。
ですが、会社に対する義務を果たしているものなのか、よく分かりませんでした。

会社には、女性に対する法的義務が発生します。
ですが、連続育休の女性に対して、戦力として期待する権利があると思います。

もちろん、派遣社員の方も、ルールにしたがって正社員登用への道が開かれる権利が当然にあると思います。
 
 
あっちを立てればこっちが立たない(笑)
ニュースの件だと、誰も得していません。

ニュースでの内容は(判断するには)情報不足ですが、難しい問題ですよね。

権利を主張する前に、義務を追う必要もあるとは思います。

投稿者 店主

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です