自衛官や警察官、消防官や海上保安官などの皆さんの活躍を見ると、頭が下がる生命保険代理店asimomy店長の矢口です。
命をかけて行う仕事です。
尊敬します。
そこからぐるりぐるりと巡り巡って、正規雇用と非正規雇用の話。
職業倫理というか、責任感というか。
肩書きでやる気を奮起させるという方法もあろうかと思います。
ある本を読んでいて、この件に似た内容がありました。
例えば、Aさんが遠方の親戚の家に行ったとします。
よく来たと、伯父さんが地元の料理をご馳走してくれました。
「美味しかったよ」とAさんが5千円を置いてきました。
伯父さんはどう思うでしょう。
5千円の手土産を持参して置いていくこととは、随分と違った心象に違いありません。
お金が意識を違った方向に連れていってしまうようです。
正規雇用と非正規雇用。
同一労働同一賃金でないことが問題になっていますが、正規雇用・非正規雇用の面でいえば、正規の正社員特権みたいなのがはびこっているようにも感じます。
当然の結果とすれば、職業倫理・プロとしての責任についても大きな差が出てくるケースもあろうかと思います。
時給1000円の仕事だ。
時給分の仕事をすれば十分だという感覚になっても不思議ではありません。
これが、時給1000円のアルバイトと、無給の完全ボランティアの場合。
どちらが責任感のある仕事をするのでしょうか。
無給ボランティアの方に少額の現金を渡すと、どうなるでしょう。
もしかしたらですが、ボランティアの方のやる気を切り取ってしまうかもしれません。
「俺の価値は時給200円じゃないよ!」とか。
5千円を出された伯父さんは、この感覚に近いかもしれません。
自衛官や警察官、消防官や海上保安官などを突き動かすものは何なのでしょうか。
ボランティアの消防団の方を突き動かすものは何なのでしょうか。
プライスレスなんでしょうか。