最近の日経平均株価や米ドル円相場の上昇ピッチにあまりのスピードに、5月下旬の暴落の記憶が蘇るasimomy店長の矢口です。
いろんな所で話を聞きますが、誰もが「もう少しゆっくりでも・・・」と考えているようですね(笑)
今週金曜日を乗り切れば、参議院選挙まで良い感じで推移するという記事も見かけます。
中国問題や欧州危機とかの問題もありながらも、安定的な推移を望むばかりです。
株投資と外貨投資。
意識していないと、どちらもリスクばかりの危険な投資だと思う人も多いでしょう。
外貨投資というのは、勝者と敗者がいるゼロサムゲームだと言われています。
「売り」から入るということ除けば、綱引きで相場が決まります。
100円/US$を基準とした場合。
Aさんが100円/US$で100万円を1万ドルに替えた。
Bさんが100円/US$で1万ドルを100万円に替えた。
国籍はどこでもいいのですが、Aさんを日本人、Bさんをアメリカ人とします。
110円/US$の時にお互い処分したとします。
Aさんは、110万円と円建て資産が増えました。
Bさんは、9,091ドルとドル建て資産は減りました。
一方、90円/US$の時にお互い処分したとします。
Aさんは、90万円と円建て資産が減りました。
Bさんは、11,111.1ドルとドル建て資産が増えました。
プレイヤー自体が大勢いるので、AさんとBさんの直接対決による勝者敗者ではありませんが、こんな感じでの綱引きです。
一方の株式投資は、小さな視点だと為替同様のゼロサムゲームに見えなくもないです。
が、考え方的には全員がハッピーになれるかもしれない投資。
株も為替も利益確定をしなければ、利益は確定しません。
今日の含み益は、明日の含み損に変わるかもしれません(笑)
ですので、一本調子で上げ続けるのは、ある意味特殊な感じとなります。
相場ですので、上がったり下がったりするものです。
それでも全員がハッピーになれるかもしれないというのはこんなこと。
例えば、ソフトバンクの株価を。
10年前の株価を見て見ると、1,000円台の前半です。
今の株価を見ると、5,000円台の後半です。
日々の株価は上下しますが、持ち続けていれば資産は大きくなったことになります。
株価の場合、どこが最終地点ということもありませんので、みんながハッピーになれる可能性があるのです。
あくまで可能性で、小さな視点で見るとババ抜きやってるような気もしますけど(笑)
投資の基本は、安く買って高く売る。
高く買って安く売るはいけません(笑)
そんなわけで私自身としては、今のレベルから新たな参入は難しいです。
テレビで米ドル円相場が100円/US$を再突破したニュースは大々的に報じられていないですよね?
ということは、もう少し上がるのかな(笑)