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昨日、新宿に向かう電車の中に、パリから来たと思われる人を見て思いました。
フランス人もアメリカ人に見える・・・。
そんなどうでもいいことを考えていたasimomy店長の矢口です。

目的はアフラックの代理店会議。
いつものツマラナイ内容の他、少し興味深い話もありました。

アフラックの社員が「がん」にかかって、それを通じて感じたことを話す。

その人とは面識も全くないことから、最初の感想はこんな感じ。
「さすがアフラックの社員。がんの経験談を話すだけでがん保険の啓蒙活動になる。すげーな。」

一般企業の方とは違います。

経験者の言葉は、やはり響くところがありました。
本人はもちろん、家族の苦悩も目に浮かんできました。

ですが、代理店であるプロに対するセミナーだとすると、若干残念な印象も残りました。
詳細はあれですので割愛しますが、セールス色が強い

結局は・・・という感じで興ざめでした。

例えばの一点だけ。
入院通院でかかった費用が約228万円とある。
「大部屋が空いていないから」との理由で、1日3~4万円の個室を使わざるを得なかったとのこと。
これは先日の私自身の入院を思い出すと十分理解できる。

差額ベッド代の計は約120万円。
医療費は、差し引き100万円くらいか。

その100万円のうち、高額療養費でいくらか戻ってきた部分もあるだろうけど、その詳細は無し。
実際の自己負担額がもっと小さい金額になることは容易に想像ができる。

我々代理店には関係ない話だが、アフラックの健保には優遇的な内容もあるだろう。
それさえも考慮して試算すると、治療に関する出費の大部分が差額ベッド代となり、何となく迫力に欠ける内容になってしまうに違いない。

「差額ベッド代が120万円+治療費の最終的な自己負担は30万円だった。健保制度がすっごく充実していたから」
そんなこと言い出したら、誰もがん保険に加入する気が無くなってしまうかもしれない。

でも、プロ向けなんだから、そういった大事な話はしないと。
それを聞いたアホな代理店は、その金額だけを鵜呑みにしてお客様に案内してしまうから。
(最後に数問の質問タイムがありましたが、ピントはずれな質問に集中していました)

壮大なセールストークに変わってからは興ざめした私ですが、ふと考えてしまいました。

「228万円の医療費をクレジットカードで払うと2万マイルは余裕で貯まるな。心身を癒す旅に出られるぞ・・・」

差額ベッドの件。
本当に空いていなかったのか、真実は定かではありません。
多分空いていなかったのでしょう。

ですが、患者が望まなくても「ベッドが空いていない。早く治したいなら・・・」的なことを言われてしまうと、患者の選択肢は狭くなってしまうのは信じられる話です。
自分や家族のことに置き換えたら、「早く治したい」と選択をするでしょうし。

そういう意味では、がん保険の診断給付金など、治療の早期の段階で一括で貰えるお金の存在は大きいと言えます。
病気が病気だけに、がん保険は大事だと思います。

兎にも角にも、差額ベッド代の対策・備えは悩ましい。

ちなみに昨日話をされたがん経験者の方。
なぜか年齢の自己紹介はありませんでした。
途中の資料で49歳とあったのでわかりましたが、40代のがんとは怖い限りです。


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