タイミング

複数の保険会社の、複数の貯蓄性高めな商品が相次いで「悪い方向」へ動いておりますが、マイナス金利の影響を改めて感じている国民健康保険料削減コンサル&生命保険代理店asimomy店長の矢口です。

個人年金やら終身保険やら、ドドドドっと押し寄せております。
「春だ、生命保険商品を使って資産形成を」とお考えの方は、早めのアクションが吉かもしれません。

さて、過日もちらりと書いた、お財布的に使う銀行口座の話です。
私は現金等は持たない生活が長く続いていますが、ごく稀に現金が必要になるときがあります。

そのごく稀な時・・・というのは、夜間だったり土日だったりするケースも多かったり。
妻に手持ちがなければ、銀行から引き出すことになります。

改悪された「住信SBIネット銀行」ではありますが、最低限の対策を済ませましたので最低限には使えるようになりました。

そのような中で「面白い機能」を見つけました。
Visaデビットカード付のキャッシュカードです。

デビットカードというのはほぼ現金のようなもんですね。
国内ではもちろん使おうと考えたことはありません。

で、面白い機能というのは・・・

決済通貨のこと。
例えば米ドルの「外貨預金」を持っていたとします。
米ドルでの買い物の際、その外貨預金をダイレクトに使用できるとのことです。

マネーパートナーズのマネパカードの場合でも似た感じですが、あくまでもプリペイドカードとなります。

で、両替手数料のことですね。
日本円から米ドルに替える際、大なり小なりの手数料が必要となります。

それ以上に為替レートは動きますので、円高ドル安だなぁと思えるタイミングで「米ドル」をコツコツ買い増しするわけですが、その両替コストは小さい方が良いに決まってます。

この住信SBIネット銀行の場合、FXほどではないにせよ、買付レートは良く感じます。
パッと見、0.15円/米ドルくらいかな。
買付レートと売却レートの差は0.30円/米ドルです。

このくらいであれば、為替差益を狙えそうでもあります(笑)

一方のマネパカードは0.80円/米ドルくらいなので、比べれば気になる差ですね。

そして、住信SBIネット銀行が良いと思える理由。
それは「指値注文」ができること。

往往にしてですが、高値も安値もロンドン〜ニューヨーク時間で動くケースが多いもの。
両替のタイミングを四六時中見ているわけにもいきません。

そして指値注文の出番です。

例えば、「107円/米ドルだったら100米ドル買いたい」と考えたとします。
でも、今は108円代なので結構遠い。

「107円/米ドルになったら100米ドルを買う」という注文を出しておけるわけです。
これはラクチン。

買った米ドルをは外貨預金ですから、外貨定期にでもしておけばちょびっと利息も付きます。
プリペイドであるマネパカードでは利息は付きません。

大きな違いですね。

昨年末から今年の年初。
120円/米ドルくらいでした。

1,000米ドル使おうと準備するなら120,000円必要です。
108円の今なら、1,000米ドルは108,000円です。

12,000円の差です。
2,000米ドルならば24,000円もの差になります。

旅行するタイミング=円高 であるとは限りません。
最低限の外貨を作っておいても損はしないと思います。

年末年始の旅行組、ゴールデンウィークの旅行組。
為替レートは結構違います!

投稿者 店主

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