マニュアル

自宅に戻る際、子どもに電話を掛けて「今日はマッサージ屋さんは営業していますか?」と尋ねたら、即答で「営業してません」と二人の息子から言われた生命保険代理店asimomy店長の矢口です。

お金を払って購入したマッサージの前売り券、有効なのかしら(笑)

私どもの業界には、法律からいろんな制限があります。
その一つがこれで、下記のことはやってはダメという決まり。

保険契約者又は被保険者に対して、保険料の割引、割戻しその他特別の利益の提供を約し、又は提供する行為

特別の利益の提供の定義は色々できますが、先日、ある保険会社でビデオを見たのですが、そこの代理店がこんなコメントを。

自家製の野菜をお客様に配ってる、と。

代理店の会議の席で上映するくらいなので、きっと許される範囲なのでしょう。
で、頭で考えていました。

自家製パンなら良いのだろうか。
受け取る方も欲しくは無いだろうが、いいのかな。

自家製のお餅ならどうだろう。
接待交際費の範疇で問題無いのだろうか。

自家製の・・・と考え出すと、自社製の・・・に置き換えてもいいんじゃ無いかと拡大解釈もしたくなります。

自社で作ったノベルティ。
どこまでが許されるのだろうか。

某パチンコ業界みたいな、仕組み作りにもいそしんでみたい欲求にもかられます。

が、普通の保険会社には、どの程度なら問題ないよ、そんな指針を用意してあります。
法令遵守という観点からすると、普通のことです。

担当者Aは問題無いが、担当者Bだと問題ある。
物は同じ。

これは最悪。
ある意味において、指針というか、マニュアルに沿った行動ではありません。

同じ保険会社において。
代理店Aは問題あるが、代理店Bは問題がない。
物は同じ。

私の常識では、この行動パターンも最悪で、保険会社そのものが、そのマニュアル遵守が出来ていないと考えられる。

昔、私のサラリーマン時代。

マニュアルはどうだ、決まりはどうだ。
実際、その通りに動いているか。

そんな中で過ごしたもので、世間の常識とは少しずれているような錯覚を感じる今日この頃です。

投稿者 店長

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