昨日は、次男の7歳の誕生日だったasimomy店長の矢口です。
毎年思いますが、感慨深い日です。
7年前の11月13日までは、いつ生まれてくるのか、楽しみで心いっぱいでした。
誕生後は心が乱れました。
ある日を境に、心が大きく乱れることってあるんですね。
誕生してほどなくして、産婦人科から大きめの病院に転院。
翌日に大学病院へさらに転院。
生まれつきの心臓病の疑いと聞き落ち込み、病名を聞いて混乱。
その病名を調べて涙し。
生まれてきた次男と長い時間を過ごせないのか?と苦しい時間が過ぎました。
生後1ヶ月後くらいに手術。
心臓を止めての手術と聞いて大変な心配でした。
手術を終え、年末に次男が自宅へやってきました。
外来での通院が続くも、なかなかシャキッとしない。
主治医から「ある薬」を使うことを示唆され、親としての落ち込みも半端ないくらい。
一生の問題として、機械を持って生活をしなくてはいけないとか(自分調べ)。
思い切ってセカンドオピニオンの申し出を行う。
その先の医師も顔見知りということで、比較的スムーズに話が進む。
結果的に主治医の変更となり、一週間程度の入院のつもりが予想外の展開へ。
再手術が必要。しかもすぐに。
「ある薬」を使っていたら逆効果で命を落としたであろうと言われ、複雑な思いでした。
2回目の手術後、違った問題が発生。
下痢が止まらない。
本当か冗談半分なのかは分かりませんが、若い医師から「下痢のほうがやばいかも」。
何日続いたのかは忘れてしまいましたが、それはもう大変な感じで、お尻さえも見せてもらえませんでした。
神様はまだ見守ってくれていたようで、下痢も解決、そして退院へ。
経過観察の期間も除々に短くなり、今は年1回の通院。
・初の飛行機は大丈夫なのか。
・幼稚園での運動制限は問題無いのか。
・小学校での体育等で制限は無いのか。
結果的に問題なく過ごせています。
同級生からの言葉で、「胸の傷」を気にしだしているようですが、それ以上に心が弱い。
打たれ弱い。
心臓と心は違うはずだけど、心が弱い。
もう7歳だけど、まだ7歳。
これからの人生はまだまだ長い。
生後間もなくに多くの人々に助けられ、救ってもらった命。
本人は意識がないかもしれないけれど、文字通り「命をかけて病気と闘った」。
そのことはどこかの時点で知って欲しい。
夜、次男と話していて口が滑っちゃいました。
次男「同級生の◯◯くんも同じ誕生日なんだって!」
私「へ~。病院の隣で寝ていたかもね・・・」
次男「◯◯くんは病気してないかもしれないよ。」
私、余計な一言でした。