先日、当店に興味深いクレームを頂戴したasimomy店長の矢口です。
内容はマタニティバッジについて。
マタニティバッジを付けているママがこれ見よがしに見せ、まるで席を譲れと言っているようだ。
妊婦だけを優遇するのはおかしいじゃないか!
その方はがん経験者のようですが、見た目は至って普通のようです。
今でこそあちこちでバッジを配っているので、当店が配布する役目は終了したと判断しましたが、昔のそれを見てのお電話だとのこと。
電話番号を探して頂いたようです。
うちの次男も心臓手術を経験しましたが、胸元が開いている服を着ない限り、そんなことは分かりません。
かと言って次男に問題は起きていないのですが、そのご指摘には興味深いものを感じました。
言い争いをしても仕方がないので言いませんでしたが、「内部障がい・内臓疾患」をあらわすマークを作っている団体もあります。
次男の件があるので承知していましたが、私が「それを付けてはいかが?」とも言えません。
妊婦さんとは違い、それらに協賛して広めようとする企業もパッとは(私は)浮かびません。
やはりですが、本当に辛いのであれば、段ボールに貼り付けて見えるように持ち歩くしかないのでしょう。
だって、見た目には分からないから問題なのです。
辛いならば辛いと周りにアピールしなくてはいけない。
我慢する必要は無いと思う。
優先席で寝てる人を多く見かける状況なので効果については何とも言えませんが、それとは別次元でアピールだけはするべき。
辛いからこそ急に倒れた際、周りの対応も変わってくるはず。
マタニティバッジも、お腹が小さい妊娠初期の方が一番重要なんですよね。
お腹が大きい臨月なママは誰でも分かります。
当店では厚生労働省の考えに賛同して配っていた(過去形)。
マーク自体についての問い合わせは厚生労働省へと責任転嫁(?)をしました。
私自身、何もコメントできませんから・・・
その後、あの方が厚生労働省に電話したかは分かりません。
内部障がい・内臓疾患のマークを知って、付け始めたかは知りません。
妊婦さんを見る度にモヤモヤしているなら、付けたほうがいいでしょう。
付けることで、心が救われます。
保険会社の研修を受けていれば分かりますが、がん経験者の方々は大変お辛い状況のようです。
そんな困っている方を協賛する企業、パッとひらめきました(笑)
がん保険を販売している保険会社でしょう。
我々のような代理店では、販促費として経費算入することはできるのでしょうかね?
そこまで辛い方は保険に加入して頂くことはできませんので、代理店の販促費には該当しないかも。
広い意味で考えた場合、ご紹介を頂くためのツールとイヤラシイ考えをすれば有りかもしれません。
でも、費用対効果で考えると金銭的に高いし、代理店としてはやっぱり無理がありそう。
保険会社が社会貢献の意味でやるべきだと思います。
商売に結びつかないという理由でやらなそうでもあるけれど。
妊婦優遇はおかしいという意見も理解できます。
ですが、そう思った人個人ができることもあるでしょう。
内部障がい・内臓疾患のマークの市民権を得るために、その人がそのマークを付けること。
問題はその人自身が仰っていた通り、その方々自体が理解しています。
1人が使えば、その家族もマークの意味を知る。
親しい人も意味を知る。
我慢して飲み込んでいれば、辛い事実は辛い立場になってみないと分からない。
私自身にもグサリと突き刺さるものがありますが、こんな言葉があります。
暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう
昔テレビで見たことがあるこの言葉。
忘れませんね(笑)