先の「マイナス金利」導入の影響がじわりじわり押し寄せている気がする国民健康保険料削減コンサル&生命保険代理店asimomy店長の矢口です。
MMFの新規募集停止、メガバンクも預金利下げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160205-00050100-yom-bus_all
MMFといえば、証券会社の定期預金感覚で使える、比較的安全な資産です。
それについて、国内の資産運用会社全てで新規募集を停止したようです。
私の記憶によれば、かつて1度だけ元本割れした大騒動がありましたが、大きな騒動になるくらいなので安全な資産という位置付けです。
また、記事によればメガバンクも預金金利下げとのことです。
日銀マイナス金利、影響広がる=預金利率下げ、国債販売中止―対応追われる金融機関
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160205-00000133-jijnb_st-nb
個人向け国債の一部が新規募集中止にもなるようですし、それらのお金はどこへ向かうのでしょうか。
生命保険にも一部向かうかもしれませんね。
今日明日に「予定利率を下げる動き→保険料アップ」という情報はありませんが、当然ながら検討はしているはずです。
さらに長期化したり、マイナス幅が大きくなったりすれば、それらの動きは不可避な状況になるかもしれません。
保険会社が持ち出しとなる逆ざやはしたくないですからね。
目先の話とすれば、例えば「まとまったお金」を一時払い系の保険商品にお金を移動したと仮定します。
この低金利が長く続くと考えるならば、そのように資金移動したくなる気持ちは理解できます。
で、ここからが問題。
想定以上に資金が集まってしまった場合、生命保険も「新規募集の中止」ということもあります。
これは生命保険の代理店としては大変です。
バブル期時代の「お宝保険」を期待することは、いつになることか見通せない時代です。
「貯蓄性の高い保険はそのうち考えよう・・・」と漠然とでも考えている方は、急いだ方がベターかもしれませんね(笑)
そのうち、貯蓄性が高い生命保険で販売できる商品がなくなってしまうかも・・・(苦笑)

