セカンドオピニオンの経験 3

ツマラナイ話だと思いますが、書いたついでに書き上げてしまおうと考えてる生命保険代理店asimomy店長の矢口です。

A大学病院の教授と、セカンドオピニオンとして会わせていただく B大学病院のC教授は顔見知りとのこと。
教授同士のホットライン&データ送信によって、セカンドオピニオン当日を迎えました。

今でも忘れられませんが「A大学病院の通り、同じ治療が良いでしょう」と言われるのが怖かったです。

結果としては、「B大学病院で診ましょう」という話になりました。
大学病院の見えない壁が見えました(笑)

で、間も無く入院。
「各種検査なので、一週間くらいじゃないの?」と言われ・・・
当然のように一週間で帰れるわけもなく、後日「甘いよ」と言われました(笑)

「教授からの指示」ということもあったのか、ベッドを空けるために患者(患児)を一人他の病院へ移したとの小言も聞きながらの再入院です。

A大学病院との大きな違いは「チームプレイ」を感じたことです。
複数の医師による目と判断。
これは大きな違いでした。

ある医師は、次男が眠った夜中に、何時間もかけて心エコーを診てくれたそうです。
そりゃもう、小言が出るくらいに何時間も何日も(笑)

その結果、もうひとつの心臓の異常を発見してくれました。

その名も三心房心。

それがあるがために、肺高血圧の症状が改善しないとの結論でした。
で、ギリギリ近い状態・・・ということもあり、準と名の付く緊急手術へ。

気持ちの整理をするまでもなく、同意書の山にサイン、サイン。

その際に聞きました。
「PGI2持続注入療法をやっていたらどうなってましたか?」

「心臓が持たず、ダメでしたね・・・」

ギリギリのタイミングだったとはいえ、神様の導きのようなものを感じました。

午後に始まった手術は、深夜まで及びました。
2回目の開胸手術も無事に成功。

術後、夫婦に深夜に行ったラーメン屋さん。
もう味は覚えていませんが、嬉しかった・・・(涙)

何が言いたいかと言えば、自然な流れでたどり着いたA大学病院では見つけられなかった点を、B大学病院では見つけたということです。

病院が変わり、医師が変わり。
その筋では名の通った医師のチームでは見つけてもらえたという事実。

A大学病院とB大学病院で協議も行われたようで、 A大学病院の教授からも探りを入れるような連絡も来ました。

もしも・・・
B大学病院に行かず、A大学病院でPGI2持続注入療法を受け、命を落としていたとしたら・・・
深い悲しみの中、A大学病院側からどんな説明があったのか想像してみました。

知らないということは怖いです。

本当に困ってしまうような大きな病気、珍しい病気になってしまった。
セカンドオピニオンを求めたり、専門医に出会いたいと思う日があるかもしれません。

良い情報、悪い情報が入り混じるインターネットで、素晴らしい出会いがあるかもしれません。
でも、もっと短い時間で的確なアドバイスを受けられるかもしれません。

そう。
生命保険をお勧めする側の人間としては、セカンドオピニオンの重要性は伝えていかないとダメだな・・・とあらためて考えている今日この頃です。

もちろんですが、次男は今でも元気に生きております。

投稿者 店長

「セカンドオピニオンの経験 3」に2件のコメントがあります
  1. お久しぶりです。改めて私も色々な事を思い出しながら読ませて頂きました。お陰様で娘も本当に手術したの!!と感じさせる程元気一杯な毎日を送っております。ついつい甘やかし過ぎてしまうせいもあるのかワガママになりつつありますが(笑)息子さんの成長をこれからも拝見するのが楽しみです。

  2. こんにちは。
    コメントありがとうございます!

    「過去のこと」と忘れていたつもりで厳しく育てております(笑)
    とは言え、甘々のパパではあります。

    「過去のこと」としていたのですが、本業の生命保険代理店側でセカンドオピニオン・専門医紹介というのがホットなネタとなりました。

    そうなると「過去のこと」もおもい出されるわけですし、我が家が助けられた経験をお話しする機会出てきます。

    で、「過去のこと」でも思い出すたびにムカムカして来るんですよね。
    最初の大学病院の治療というのが、見落としていた部分の影響もあって、全部裏目、心肺に負担を掛ける治療だったそうです。

    過去のことなんでどうしようもありませんので、可愛い次男を今晩も愛してあげようと思います(笑)

    本人は「父親からいじめられている」と感じているかもしれませんが・・・

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