ミスリード?

今朝、準備をしながらワイドショーを見ていたら、何となく違和感を覚えたasimomy店長の矢口です。
世論のミスリードというか、なんというか・・・。

某駄菓子が6月末で販売終了する旨のニュースです。
少子化だったり、原材料の高騰だったりが理由のようですが、円安が悪のような印象を持つような仕立てに見えました。


今の為替レート、米ドル円でいえば102円台です。
この水準は4年7ヶ月ぶりだそうです。

逆を言えば、4年7ヶ月は円高のメリットを享受していたということですね。
円急落(ドル急騰)というのは、昨年12月くらいからです。

撤退するのは雇用や材料仕入れ問題等がありますから、撤退を決定した時点というのはいつなんだろうかと考えちゃいます。
結果論では現時点で102円台ですが、判断をした地点では100円台には乗せていないはず。

為替レートによる事業撤退というよりかは、世界的な原材料の高騰や少子化問題という側面が大きいと勝手に思っています。
それなのに「円安のせいで・・・」的な報道に、「テレビは安倍首相がお嫌いなのね」みたいな勘ぐりが生まれちゃいました。

円安だけが理由であれば、5年前に撤退していたことでしょう。
マヨネーズ値上げ報道の件もそうですが、円高円安よりも、世界的な小麦や食用油等々の原材料高騰ネタのほうが重要な気もしています。

ちなみに、小麦の関税は252%だそうです。
小さな視点ですが、関税ゼロ%になったほうが消費者としてのメリットは大きいのですね。

投稿者 店主

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